世界大百科事典(旧版)内のeupholの言及
【ユーフォルビア】より
…おしべに関節を有することから,1個1個のおしべを退化した雄花,めしべは退化した雌花とみなし,花を花序とする見解もある。茎葉を傷つけると白い乳液が出るが,その中からユホールeuphol,チルカロールtirucallol,ユホルボールeuphorbolやアルファアミリンα‐amyrinをはじめ,石油関連のステロイド系のトリテルペノイドの立体異性体が10以上発見されている。 常緑葉の有無,とげの有無や形,花梗が宿存するか否かなどで六つの群に大別されるが,主な種群は茎に稜ととげを欠く緑枝類,花梗がとげ状に宿存する花刺類,1対の托葉刺をもち,多くはそれが裂けるハナキリン類(裂刺類),茎は有稜で,花梗は宿存せず,針状刺をもつ対刺類の4群である。…
※「euphol」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」