世界大百科事典(旧版)内のexosphericsatelliteの言及
【科学衛星】より
…大気の組成や密度,重力場や磁場,宇宙線など地球を取り巻く環境の観測・調査や,大気圏外からの天体の観測などを目的とした人工衛星。人工衛星という新しい観測手段を得て天文,地球物理といった物理学の諸分野は飛躍的な発展を遂げるに至った。地磁気,高層大気など地球を取り巻く環境をその場で直接計測することができ,さらに太陽系の諸惑星にも到達できるようになった。また大気圏外を周回する衛星からの天文観測によって,大気層にじゃまされずにより精度の高いあるいは新しい現象の観測が可能となった。…
※「exosphericsatellite」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」