世界大百科事典(旧版)内のFairbairn,W.R.D.の言及
【精神分析】より
…そして精神病のように障害が重ければ重いほど,早期の発達段階にまで退行すると考えられる。 フロイトの精神性的発達理論は,一部の精神分析学者,たとえばイギリスの対象関係論者の一人であるフェアベアンW.R.D.Fairbairn(1889‐1964)を除けば,さまざまな修飾をうけながらも継承されている。たとえばM.クラインの独創的なポジションpositionの概念は,口唇期における対象関係を細分することから出発している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」