世界大百科事典(旧版)内のFalcoperegrinusの言及
【海東青】より
…海東青鶻(こつ)ともいう。モンゴル語ではShongqur,学名Falco peregrinus。元朝の軍団の中には鷹狩りを職とするシバウチ(昔宝赤)があり,また鷹房(ようぼう)都総管府という官庁が鷹房戸を監督して優秀な鷹を飼育させた。…
【ハヤブサ(隼)】より
…タカ目ハヤブサ科の鳥の1種(イラスト),また同属の大型数種の総称,いちばん広義には,ハヤブサ科の総称としても用いられる。ハヤブサFalco peregrinus(英名peregrine falcon)は全長約41cm,上面は濃い青灰色,下面は白地に小さな斑がある。胸の筋肉がとくによく発達していて,飛翔(ひしよう)力が強く,飛翔中の鳥めがけて高空から翼をすぼめて時速400kmもの高速で急降下し,あるいは全力で羽ばたいて追いかけ,たくましい脚の指でけり落とし,またはくちばしで獲物のくびの骨を折って殺す。…
※「Falcoperegrinus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」