世界大百科事典(旧版)内のFermidistributionの言及
【フェルミ=ディラック分布】より
…量子状態jを占めている粒子の数njを観測すれば,1回の観測では0または1であるが,粒子集団が絶対温度Tの熱平衡にあれば,粒子数の平均値は,で与えられる。これをフェルミ=ディラック分布,または単にフェルミ分布Fermi distributionという。ここにkはボルツマン定数,μは化学ポテンシャルで,後者は〈n1〉+〈n2〉+……が粒子の総数に等しくなるという条件で決まる。…
※「Fermidistribution」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」