Figg,J.(その他表記)FiggJ

世界大百科事典(旧版)内のFigg,J.の言及

【ボクシング】より


[近代ボクシングの誕生]
 17世紀後半になると,イギリスの文献にこぶしでやり合うことを前提にした試合の記録が出現するようになる。その多くは決闘の域を抜け出ていなかったが,棍棒や刀剣での戦いですでに名を広めていたフィッグJames Figg(1695ころ‐1734)がこぶしの格闘術として確立し,普及に努めた。1719年にはロンドンに〈自己防衛術の学校〉を開き,フィッグはオーナーであるとともにイギリス・チャンピオンと称し,挑戦してくるものを一切拒まず,またことごとく撃退したといわれる。…

※「Figg,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android