世界大百科事典(旧版)内のFigueiredo,B.の言及
【ブラジル】より
… しかし70年代半ば以後,政界,新聞界,法曹界,カトリック教会,労働組合等の間に民主化を求める声が強まり,財界の中にすら公営企業の過度の拡大や政府の経済政策に公然と反対する者が現れた。79年3月に政権についたバプティスタ・フィゲイレドBaptista Figueiredo(1918‐ )政府は,民主化の一環として恩赦を行うと同時に,79年11月には政党の組織化に対する規制を一部緩めた。その結果,官製の〈二大政党制〉は崩れ,元ARENA議員を中心とする社会民主党(PDS),元MDB議員を中心とするブラジル民主運動党(PMDB)をはじめ,ブラジル人民党(PPB),労働民主党(PDT),労働者党(PT)など多数の政党が組織された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」