世界大百科事典(旧版)内のflyingshuttleの言及
【ケイ】より
…イギリス,ランカシャーのベリー生れの織布工で,飛杼(とびひ)flying shuttleの発明者。ケイははじめ毛織業に従事する織布工であったが,織機の部品製造も行い,1730年には毛糸の梳毛(そもう)・粗紡の新方式を発明するなど機械工でもあった。…
【バッタン】より
…1733年,イギリスのJ.ケイが発明した飛杼(とびひ)装置flying shuttleのことで,ブランコのように揺動できる木枠に固定した筬(おさ)の両端に杼箱をつけ,この中に入れたシャットル(杼)をひもを引いて弾き飛ばす装置である。語源はフランス語で〈打つ〉という意味をもつbattantで,イギリスなどでは筬を固定した枠を機台に掛け,これを揺動させて緯(よこ)打ちを行う装置のことをさす。…
※「flyingshuttle」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」