Fohr,C.P.(その他表記)FohrCP

世界大百科事典(旧版)内のFohr,C.P.の言及

【ナザレ派】より

…当初はフォルがドイツ的傾向を代表し,様式模倣を越えた詩情ある作品を残したが,彼の早世後はイタリア的傾向を代表するオーバーベックが中心となり,新しい画家も加わった。訓練不足を補う意味もあって,彼らはしばしば互いをモデルに〈中世ドイツ的〉細密さでデッサンしたが,親密さと性格洞察を備えたこれら肖像デッサンには好作品が多く,とくに夭逝したフォールCarl Philipp Fohr(1795‐1818)の作品はみずみずしい。しかし過去の規範の再興を目ざす彼らは教条主義,折衷主義に傾く嫌いがあり,また統一様式を形成するには個人主義的でありすぎた。…

※「Fohr,C.P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む