世界大百科事典(旧版)内のFourthFundamentalCatalogueの言及
【基本星表】より
…このような事情を考慮して,無回転の慣性系において整合性のある天体の位置と運動が任意の瞬間に与えられるように,基本星表においては基本星の精密位置,固有運動および歳差定数が掲げられている。現在,国際的に公式に採用されている基本星表は,ハイデルベルクの天文計算研究所により編纂(へんさん)されたFourth Fundamental Catalogue(FK星表ともいい,略称FK4)であって,約7.5等までの精密観測歴の長い(約50年)恒星1535個が5゜四方に約1個の割合で散布されている。この基本星表には,これらの基本星の1950.0年および1975.0年における精密位置と固有運動などが掲げられている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」