世界大百科事典(旧版)内のFreideutscheJugendbewegungの言及
【青年運動】より
…したがって,青年に加えられる抑圧の何を重視し,どう対処しようとするかによって運動の性格は異なってくる。宗教的・道徳的観点を重視した,YMCA(キリスト教青年会,1844)やボーイ・スカウト(1908)の運動,成人社会の知識主義,功利主義,便宜主義に批判的態度をとって起こった,ワンダーフォーゲル(1896)や自由ドイツ青年運動Freideutsche Jugendbewegung(1913),政治的運動としては,G.マッツィーニによって創設された政治結社青年イタリア(1831)やチェコスロバキアの民族的体育運動ソコールSokol(1862)などがある。しかし,第1次大戦後になると青年運動には,青年の行動力・影響力を利用して,国家が運動を組織し,青年を動員させるという傾向が強くなってきた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」