世界大百科事典(旧版)内のFriedrichIIの言及
【ブランデンブルク】より
…フリードリヒは領内の秩序再建につとめ,都市と結んで貴族の勢力をおさえ,また近隣諸侯の攻撃をもしりぞけて威信を高めた。その子フリードリヒ2世Friedrich II der Eiserne(在位1437‐70)は,貴族を優遇して都市を圧迫する政策に転じ,わけても有力なハンザ都市ベルリン(当時はシュプレー川対岸のケルンとの複合都市)と激しく闘って,1442年,その政治的独立と諸特権を奪った。また,ノイマルクやラウジッツの一部を買い戻すなど,領土の拡大にも意を用いた。…
※「FriedrichII」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」