世界大百科事典(旧版)内のGaiusJuliusCaesarOctavianusの言及
【アウグストゥス】より
…嫡子に恵まれなかったカエサルの愛顧を受け,アフリカ凱旋やスペイン遠征にも同伴した。生涯の友アグリッパと共にアポロニア遊学中に,カエサルの暗殺とその遺言による養子相続人への指名を伝え聞き,帰国後名門ユリウス氏族の後継者としてガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌスGaius Julius Caesar Octavianusと名のった。資産相続の正当性をめぐってカエサル派の実力者アントニウスとは不和になったが,暗殺者の共和派の残党を追撃するなかで和解が成立した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」