世界大百科事典(旧版)内のgascarburizingの言及
【浸炭】より
…液体浸炭法は処理温度が低く,処理時間も短いので製品のひずみは少ないが,浸炭剤としてシアン化塩を使用するのでその管理等に注意を要する。(3)気体(ガス)浸炭法gas carburizing メタンCH4,プロパンC3H8,ブタンC4H10などの浸炭性ガスに空気を混合し,約1100℃以上に加熱した変成炉中で,ニッケルを触媒として一酸化炭素,水素,窒素を主成分とする混合ガス(キャリアガス)に変化させる。この混合ガスを成分調整して被処理物を入れた浸炭炉の中に送入し,浸炭を行う。…
※「gascarburizing」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」