世界大百科事典(旧版)内のgelbeGefahrの言及
【黄禍論】より
…黄色人種がやがて世界に災禍をもたらすであろう,というヨーロッパで起こった説で,yellow peril(danger,terror),gelbe Gefahr,péril jauneなどの訳語。もっとも早いのはドイツ皇帝ウィルヘルム2世で,彼が画家クナックフスH.Knackfuss(1848‐1915)にいわゆる〈黄禍の図〉を描かせ,それをロシア皇帝ニコライ2世に送ってから,黄禍論はヨーロッパにおいて問題となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」