世界大百科事典(旧版)内のginkgolicacidの言及
【イチョウ】より
…種皮の外層は多汁質で一見果肉様で独特の臭気を放つ。これはビロボールbilobolやイチョウ酸ginkgolic acidを含むためで,皮膚の傷口から入るとかぶれをおこす。種子を土中に埋め,外層を腐らせ,堅い種皮中層が露出したものがぎんなん(イラスト)で,多量のデンプン,少量のタンパク質と油脂を含有し,酒のつまみや茶わん蒸しの具に好適である。…
※「ginkgolicacid」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」