世界大百科事典(旧版)内のGoldschmidt,R.の言及
【大進化】より
…また,この概念を現象記載的なものとみるか,過程説明的なものとみるかも意見が一致しているわけではない。 このことばを初めて提起したのはゴールドシュミットR.Goldschmidtであった(1940)。彼は,実験遺伝学と集団遺伝学に基づく当時の進化要因論が,種内の遺伝子組成の変化しか扱うことができず,現実に存在する種間の不連続性の誕生(新種の形成)をそれによって説明することはできないと考えた。…
※「Goldschmidt,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」