Graun,C.H.(その他表記)GraunCH

世界大百科事典(旧版)内のGraun,C.H.の言及

【受難曲】より

…バッハ以前の受難曲の聞きどころであった福音史家の力強いレチタティーボは消え失せて,感傷的で優美なアリアや合唱曲がはびこるのである。K.W.ラムラー作詞,グラウンCarl Heinrich Graun(1703か04‐59)作曲の《イエスの死》(1755)は,その後19世紀を通じて最も頻繁に演奏された作品であるが,最初から演奏会場での演奏を目的として作られた。ベートーベンの《オリーブ山上のキリスト》(1804)やシュポーアの《救い主の最後の時》(1835)なども,この線上に連なる作品である。…

【ロココ音楽】より

…初期の代表的作曲家には,F.クープランのほか,ドイツのカイザーReinhard Keiser(1674‐1739),テレマン,マッテゾン,イタリアのD.スカルラッティらがいる。18世紀中葉では,イタリアのペルゴレーシ,サンマルティーニ,ガルッピBaldassare Galuppi(1706‐85),ドイツのグラウン兄弟(兄Johann Gottlieb Graun(1702ころ‐71),弟Carl Heinrich G.(1703ころ‐59)),クワンツ,エマヌエル・バッハらが挙げられる。しかしJ.S.バッハの息子たちをはじめとする何人かのドイツの作曲家は,音楽上の疾風怒濤期ともいうべき多感様式の激しい感情表出に向かい,本来のロココや艶美様式の貴族的・装飾的性格からはしだいに離れていった。…

※「Graun,C.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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