Gurney,G.(その他表記)GurneyG

世界大百科事典(旧版)内のGurney,G.の言及

【自動車】より

… 蒸気自動車の発達の舞台はその後フランスからイギリスへと移り,蒸気機関の技術開発が急速に進んだ19世紀に入るや本格的な実用化をみることになる。R.トレビシックは1801年のクリスマスに数名を乗せて蒸気自動車を走らせることに成功,これは実用にまでは至らなかったが,25年にはガーニーGoldsworthy Gurney(1793‐1875)やハンコックWalter Hancock(1799‐1852)の乗合蒸気バスが登場し,30年代に入るとチャーチWilliam Churchの50人乗り大型バスがロンドン~バーミンガム間約180kmを運行するなど,通称〈馬なし馬車〉と呼ばれた蒸気自動車はその黄金時代を迎えた。しかし,蒸気バスが交通機関にさらに進出するようになると,ボイラーの爆発事故,ばい煙や火の粉をまき散らすなどの安全・公害問題がクローズアップされるようになった。…

※「Gurney,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android