世界大百科事典(旧版)内のGuzanaの言及
【ハラフ文化】より
…この土器は西アジア陶芸の白眉とされるすばらしいものである。遺跡の主体は城壁をめぐらした古代都市グザナGuzanaで,アラム王国の王子カパラの前900年ころの宮殿があった。宮殿跡の調査に関連して深く掘り下げたとき,新型式の多数の彩文土器が出土したことから,のちにハラフ式土器と命名されたが,遺構の詳細は不明で,北部メソポタミア先史文化のなかに,ハッスナ期(―サーマッラー期)―ハラフ期―ウバイド期として位置づけることができたのは,他の遺跡における層位的発掘であった。…
※「Guzana」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」