世界大百科事典(旧版)内のHôtelDieuの言及
【施療院】より
…4世紀ごろ,ローマ帝国におけるキリスト教教会は癩(らい)病,不具,盲目,貧者のための施療院を建てた。6世紀中ごろにはリヨンにオテル・デューHôtel Dieuがつくられた。また西アジア,北アフリカのイスラム世界でも,為政者は施療院の建設を行った。…
【ボーヌ】より
…現在はブドウ酒の集荷地としても有名で,毎年11月に開かれるブルゴーニュ・ワインの競売会には世界各地から商人が集まってくる。【志垣 嘉夫】
[オテル・デューHôtel‐Dieu]
〈神の館〉の意で,1443年ブルゴーニュ公国の大法官ロランNicolas Rolin(1376‐1461)が貧しい病人を収容するためにボーヌに創建した慈善病院。いわゆるブルゴーニュ・フランドル様式のゴシック建築である。…
※「HôtelDieu」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」