世界大百科事典(旧版)内のhünkārの言及
【スルタン】より
…なお,1517年にエジプトを征服してアラブ世界を支配下に収めて以来,オスマン朝スルタンは,同時にカリフとしての資格を兼ね備え,その威光は遠く中央アジア,インド,東南アジアにまで及んだ(スルタン・カリフ制)。ただし,オスマン朝の年代記など文献史料では,スルタンよりも〈パーディシャーpādişāh〉〈ヒュンキャールhünkār〉がよく用いられた。しかし,勅令など公式文書では〈スルタンたちのスルタン〉を号した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」