世界大百科事典(旧版)内のHadley,G.の言及
【大気大循環】より
…この子午面循環にコリオリの力が働き,上層で西風,下層で東風が吹くようになる。18世紀前半,ハドリーGeorge Hadley(1685‐1744)はこのような子午面循環が存在するとして,大循環の特徴を説明しようとした。もし,地球の自転速度が現在よりも遅いか,あるいは南北の気温差が現在ほど大きくならなければ,この1細胞構造の子午面循環がそのまま持続することが,ディッシュパンを使った室内実験モデルで示されている。…
※「Hadley,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」