世界大百科事典(旧版)内のHagenbach-Bischoffの言及
【比例代表制】より
…ドント式の具体的な計算方法は,各党の得票数を1,2,3,……という自然数で順に除していき,その商の大きい順に議席を与えていく,というものである。ドント式は,比例代表の趣旨にもっともかなったものであるが,計算煩瑣(はんさ)なため,通常はドント式と配分結果がつねに一致するハーゲンバハ=ビショフHagenbach‐Bischoff式が用いられる。この方法は,ドループ式の当選基数を用いて第1段階の配分を行ったあと,各党の得票数を各党の配分数プラス1,プラス2,……で除して,商の大きい順に配分もれの残りの議席を与えて最終的な配分とするものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」