世界大百科事典(旧版)内のHammond,G.の言及
【癌】より
…タバコの煙の中にはベンツピレンはじめいろいろな癌原性炭化水素が含まれており,1本のシガレットを吸うと,約30ngのベンツピレンを吸入することになる。アメリカにおいてハモンドG.Hammondが1959‐65年に100万人以上の男女を追跡調査した結果によれば,男子において非喫煙者の死亡率を1とすると,喫煙者の肺癌による死亡率は,1日20~39本吸う人では15倍,40本以上の人では19倍である。深く吸い込む習慣のある人ほど,また喫煙を始めた年齢が若いほど,肺癌になる危険率が高い。…
※「Hammond,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」