世界大百科事典(旧版)内のHampton,C.の言及
【風習喜劇】より
…同じ傾向は近代以後の作品にも認められ,O.ワイルドの《ウィンダミア卿夫人の扇》《まじめが大事》,W.S.モームの《ひとめぐり》《お偉方》,N.P.カワードの《私生活》《花粉熱》なども風習喜劇と呼ばれる。現代ではH.ピンターの《恋人》《コレクション》《背信》,ハンプトンChristopher HamptonやグレーSimon Grayなどの,知識人を登場人物とする社交界喜劇も,人間関係の不毛さを強く意識した風習喜劇の一種と考えられる。風俗劇【喜志 哲雄】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」