世界大百科事典(旧版)内のHanway,J.の言及
【傘】より
…開閉できる傘は13世紀にイタリアでつくられたという。雨傘が使われたのは17世紀ころからで,18世紀イギリスの商人で慈善事業家のハンウェーJonas Hanway(1712‐86)が1778年に雨傘をさしてロンドン市街を歩き,その大胆さに人々は驚いたと言い伝えられている。当時の傘の骨はクジラの骨であったが,1820年代に鋼鉄の骨がつくられ,52年にS.フォックスによってU字形の溝のついた骨が開発され,骨が細く,軽くて使いよい傘が普及するようになった。…
※「Hanway,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」