世界大百科事典(旧版)内のHarvey,E.N.の言及
【生物発光】より
…この発光はある光線が照射されている間だけ光るリン光や蛍光と区別され,熱に安定なルシフェリンluciferinと不安定なルシフェラーゼluciferaseと呼ばれる物質の反応(L‐L反応と呼ばれる)により生じる。L‐L反応は1916年にハーベーE.N.Harveyにより発見され,ホタルルシフェリンは1957年にマッケルロイW.D.McElroyらによりPhoturis pyralisというホタルから単離された。ツバサゴカイやある種のクラゲの発光反応はL‐L反応と異なり発光タンパクphotoproteinに金属イオンが作用して酸素を必要とせずに発光する。…
※「Harvey,E.N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」