HauptundStaatsaktionen(その他表記)HauptundStaatsaktionen

世界大百科事典(旧版)内のHauptundStaatsaktionenの言及

【ドイツ演劇】より

… しかし17世紀を全体としてみれば,三十年戦争の戦場になったことで,ドイツの文化的な発展はひじょうに遅れた。フランスで古典主義演劇の確立されたこの時期に,ドイツでは旅回り劇団が存在するにすぎず,ウィーンではシュトラニツキーを祖とする道化を中心とした民衆劇やハウプト・ウント・シュターツアクツィオーネンHaupt und Staatsaktionen(道化入りの国事劇)が盛んになったが,文学的な価値をもつものとしては,比較的戦乱の災禍をうけなかったシュレジエンの劇作家A.グリューフィウスの作品と,M.オーピッツの詩論が挙げられるにすぎない。
[18世紀]
 18世紀に入っても,西欧各国のなかでドイツ演劇の後進性は明らかであったが,啓蒙時代の風潮のなかでライプチヒの大学教授J.ゴットシェートが,ノイバー夫人一座の協力で,演劇改良運動にのりだした。…

※「HauptundStaatsaktionen」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android