Hecht,B.(その他表記)HechtB

世界大百科事典(旧版)内のHecht,B.の言及

【ローマの休日】より

…ヨーロッパを親善旅行中の某国の若い王女(オードリー・ヘプバーン)とアメリカの新聞記者(グレゴリー・ペック)とのラブ・ロマンスを,ローマの美しい観光名所を背景に,軽快にほほえましく描くロマンティック・コメディで,オリジナルストーリーは,〈赤狩り〉のブラックリストに載せられていたドルトン・トランボDalton Trumbo(1905‐76)が,イアン・マクレラン・ハンターの仮名で書いたものである。アカデミー脚本(オリジナルストーリー)賞が与えられたが,近年,インディアナ大学の蔵書のなかからベン・ヘクトBen Hecht(1893‐1964)が1951年に書いた第2稿が発見されたという。 そもそもは,ロマンティック・コメディの傑作として知られる《或る夜の出来事》(1934)をつくったフランク・キャプラ監督の〈リバティ・フィルムズ〉が,1948年にエリザベス・テーラーとケーリー・グラント主演で映画化する企画として,パラマウントに持ち込んだものであったが,製作費の問題で実現せず,それから4年後,ハリウッドがテレビの攻勢を受けていたときに,キャプラからワイラーに企画が引きつがれ,アメリカのマーシャル・プラン政策によってイタリアに凍結されていたパラマウントのドルを使って,ワイラーが製作,監督した。…

※「Hecht,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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