世界大百科事典(旧版)内のHeliolitesの言及
【サンゴ(珊瑚)】より
…オルドビス紀から二畳紀にかけて知られており,日本でもシルル紀から二畳紀にわたる古生代石灰岩に多産する。床板サンゴ類の代表属としては,ファボシテス(ハチノスサンゴ),ハリシテス(クサリサンゴ),ヘリオリテスHeliolites(ヒイシ(日石)サンゴ)などがある。また従来床板サンゴ類に含められていた刺毛サンゴ類(日本の後期古生代石灰岩に知られるケーテテスChaetetesやジュラ紀鳥巣石灰岩に多産するケーテトプシスChaetetopsisなど)は現在海綿動物門,硬骨海綿綱に属するとの考えが支配的である。…
※「Heliolites」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」