世界大百科事典(旧版)内のHemignathuswilsoniの言及
【ハワイ蜜吸】より
…一方,種子や固い果実を主食とするものは,くちばしが円錐形ないし太短く,ふつうの肉質の舌をもっている。特殊なくちばしの持主はオウムハシハワイミツスイPseudonestor xanthophrysやカワリカマハシハワイミツスイHemignathus wilsoni(ハワイ名akiapolaau)(イラスト)である。前者はくちばしの強力な力で樹皮をこじあけ,後者は長く湾曲した上くちばしで幹の隙間をさぐり,短くまっすぐな下くちばしで木に穴をあけ,樹幹や枝の中に潜む昆虫類をさがし出して食べている。…
※「Hemignathuswilsoni」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」