HermannvonKarinthia(その他表記)HermannvonKarinthia

世界大百科事典(旧版)内のHermannvonKarinthiaの言及

【中世科学】より

…スペインのトレドやシチリア,および北イタリアの諸都市において,ユークリッド,アルキメデス,プトレマイオス,アリストテレスの自然学,フワーリズミー,イブン・シーナー,イブン・アルハイサムなどの第一級の科学文献がラテン語に訳され,後の〈科学革命〉にいたる西欧科学の知的基盤をつくった。この〈12世紀ルネサンス〉の翻訳者として,クレモナのゲラルド,バースのアデラード,カリンティアのヘルマンHermann von Karinthia,チェスターのロバートRobert of Chesterらが知られているが,とくに70種以上の科学文献をアラビア語からラテン訳したゲラルドの功績は大きい。 13世紀には,このようにしてとり入れられたギリシア,アラビアの科学の遺産の上に,ようやく西欧科学の独自な活動が開始される。…

※「HermannvonKarinthia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android