世界大百科事典(旧版)内のherpessimplexの言及
【性行為感染症】より
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[ウイルスによる性行為感染症]
陰部疱疹,伝染性軟属腫,尖圭コンジローマなどがある。単純性疱疹ウイルスherpetoviridaeによる陰部疱疹(単にヘルペスherpes simplexともいう)は,男女の外陰部に小水疱が出現する性病型の疾患であり,多くは初感染のときは症状が出ず,抵抗力が低下したとき発病する。伝染性軟属腫ウイルスによる伝染性軟属腫は,小児にできる通称〈水いぼ〉であるが,成人外陰部に生じたこのウイルスによる腫瘤が性交により相手の外陰部に感染していく。…
※「herpessimplex」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」