世界大百科事典(旧版)内のheterolyticcleavageの言及
【有機化学反応】より
…不対電子を炭素原子上にもつ炭素ラジカルは7個の価電子をもち,一般にきわめて反応性が高く単離が困難である場合が多い。これに対して結合A:Bが非対称に開裂し,AまたはBのいずれかが結合電子対を得るとき,すなわち A:B―→A:-+B+またはA++:B- ……(2) のような開裂を不均等開裂heterolytic cleavageという。生成物は正電荷または負電荷をもち,いずれもイオンである。…
※「heterolyticcleavage」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」