世界大百科事典(旧版)内のhipboneの言及
【骨盤】より
…性差は,全体としての骨盤にも,また骨盤を形づくる個々の骨にも存在するが,それらのうちで最も顕著なものをあげると,(1)仙骨は女のほうが広くて短く,尾骨とともに後退している,(2)腸骨は女のほうが広くて左右に開いている,(3)左右の恥骨が恥骨結合の下でつくる角度は女のほうが大きくて弓形である,(4)つまり骨盤腔は女のほうが広く,とくに出口が大きい(図1)。
[寛骨os coxae(hip bone)]
骨盤の主体を占め,人体で最も大きい扁平骨で,寛骨とは広い骨の意である。下肢帯をなし,仙骨と自由下肢との間に介在する。…
※「hipbone」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」