世界大百科事典(旧版)内のHisinger,W.の言及
【ベルセリウス】より
…卒業後,ストックホルム医科外科大学の無給助手となり,1807年教授となった。1802年鉱山家のヒシンガーW.Hisinger(1766‐1852)とともに塩類水溶液の電気分解を研究し,塩類の酸性成分と塩基性成分とがそれぞれ陽極と陰極に集まることを明らかにした。彼はのちにこの考えを発展させて,あらゆる化合物が正と負の電気をもつ2成分から構成されているとする電気化学的二元論を提唱した(1819)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」