世界大百科事典(旧版)内のHohenlohe-Schillingsfürst,C.zuの言及
【ドイツ帝国】より
…ビスマルクのあとを継いだ宰相カプリービ(在任1890‐94)のもとで,社会主義者鎮圧法の廃止,労働者保護立法の拡充や農業関税の引下げなど,工業社会の要求にこたえて政策の手直しが若干行われた。しかし次の宰相ホーエンローエChlodwig zu Hohenlohe‐Schillingsfürst(1819‐1901。在任1894‐1900)の時期には,皇帝が再び弾圧立法を提案したり,政府とその政策に足並みの乱れと動揺とが目だち,さらに議会主義やプロイセン邦議会の三級選挙法改正を求める世論の高まりが,支配層の危機感を深めた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」