世界大百科事典(旧版)内のholocrinesecretionの言及
【腺】より
…しかし胃の傍細胞では滑面小胞体がよく発達しており,これが塩酸の形成に大きい役割を演じていると推測される。
[分泌物が放出されるしくみ]
(1)全分泌holocrine secretion 分泌物が細胞質内に充満し,核は萎縮し,ついには細胞全体が死滅し,分泌物と化して,排出されるものをいい,皮脂腺や瞼板腺においてみられる。(2)離出分泌apocrine secretion 腺細胞の中で形成された分泌物が,細胞の遊離面に集まって突出し(この突起をアポクリン突起という),ついには突起の根元がくびれて離断し,腺腔におちこむものをいう。…
※「holocrinesecretion」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」