世界大百科事典(旧版)内のHolyCommunionの言及
【聖餐】より
…聖書朗読によることばの典礼を通して秘跡の典礼に入るので,この中心部分を〈感謝の典礼〉と呼ぶ。さらにその中で聖別されたパンとブドウ酒(特にパン)にも同じ言葉が使われるようになり,これを日本語でカトリック教会では〈聖体〉と呼び,プロテスタント教会では一般に聖別の制定句と陪餐(聖体拝領)を含むHoly Communionの訳語として〈聖餐〉が使われている。〈聖体〉は聖別されたパンとブドウ酒のほうに,〈聖餐〉はそれによるキリスト者の交わりの行為全体についてエキュメニカルに(教会一致の立場に立って)用いることができる。…
※「HolyCommunion」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」