世界大百科事典(旧版)内のhookharpの言及
【ハープ】より
… ヨーロッパにおけるハープは,大略ディアトニック・ハープ(全音階的ハープ)と,前述した歴史的ハープを含めてクロマティック・ハープ(半音階的ハープ)に分けられるが,17世紀以後には,前者に,半音の変化が得られる改良が始められた。その最初の例が,17世紀のフック・ハープhook harpである。これは,腕木に取り付けられた金属製の小さいフック(鉤)に指で弦を引っ掛けることにより,半音高い音が得られるしくみをもっていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」