世界大百科事典(旧版)内のHoremhabの言及
【エジプト】より
…しかし急激な改革に伴う内政の混乱とヒッタイトの進出によるアジア植民地の喪失は官僚と軍人の信頼を失わせ,改革は一代限りで終わり,ツタンカーメン王による伝統信仰の復興がなされる。アメン神官団の支持で将軍ホルエムハブHoremhabが即位,王権側の試みは挫折して軍人と神官の勝利に終わる。アマルナ時代
[新王国時代――ラメセス時代]
第19王朝の諸王は帝国の再建を試み,セティ1世はパレスティナの再征服に成功,シリアに軍を進めるが北シリアはヒッタイト側にとどまる。…
※「Horemhab」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」