世界大百科事典(旧版)内のHoudry,E.J.の言及
【接触分解】より
…石油の重質留分を触媒を用いて分解し,高オクタン価ガソリンを増産するプロセスをいう。接触分解法の原理は,1923年にフランスのウドリーE.J.Houdryによって発見された。すなわち,彼は天然産の白土を硫酸やアルカリを用いて活性化した触媒(活性白土)上に加熱した石油系重質油を通ずると分解反応がおこり,ガソリンが得られることを見いだした。…
※「Houdry,E.J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」