HyrkanosI(その他表記)HyrkanosI

世界大百科事典(旧版)内のHyrkanosIの言及

【マカベア戦争】より

…戦争が始まって数年後には早くもマカベア軍は優位に立ち,神殿は清められ(前164),宗教的独立は回復したにもかかわらず,マカベア・グループがなおも政治的独立を目ざして戦い続けるのを見て,ハシディームの一部が戦列を離れた。やがてマカバイオスの兄弟ヨナタン(前152),シモン(前142か前141)が大祭司となり,後者はさらに民族支配者たることを公布し,その子ヒュルカノス1世Hyrkanos Iが前134年に父の地位を世襲することによりマカベア(ハスモン)王朝が確立した。【土岐 健治】。…

※「HyrkanosI」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android