世界大百科事典(旧版)内のIbnRiḍwānの言及
【永久機関】より
…残りの半分には水が漏れ始めるまで水銀を入れて穴をふさげば,車は水の回転によっておのずから回るであろう〉と書いている。1200年ころイスラム圏で活躍したイブン・リドワーンIbn Riḍwānの書物には重力を利用した6種類の永久運動機械が記されているが,その一つはバースカラの第1の考案と同じで,バースカラの影響があったことが知られる。13世紀ヨーロッパは技術革新の時代だったので永久機関の考案が流行した。…
※「IbnRiḍwān」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」