IbnRiḍwān(その他表記)IbnRidwan

世界大百科事典(旧版)内のIbnRiḍwānの言及

【永久機関】より

…残りの半分には水が漏れ始めるまで水銀を入れて穴をふさげば,車は水の回転によっておのずから回るであろう〉と書いている。1200年ころイスラム圏で活躍したイブン・リドワーンIbn Riḍwānの書物には重力を利用した6種類の永久運動機械が記されているが,その一つはバースカラの第1の考案と同じで,バースカラの影響があったことが知られる。13世紀ヨーロッパは技術革新の時代だったので永久機関の考案が流行した。…

※「IbnRiḍwān」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android