世界大百科事典(旧版)内のidiopathicthrombocytopenicpurpuraの言及
【紫斑病】より
…病理組織学的には,初期の赤血球の血管外溢出(いつしゆつ)(すなわち出血)と,末期の血鉄素(ヘモジデリン)沈着が特徴的である。 血小板減少による紫斑病は,血小板減少性紫斑病idiopathic thrombocytopenic purpura(ITPと略す)といわれ,血小板の減少によって,血液凝固作用が低下して,出血傾向となるために起こるものである。紫斑は,大小さまざまな形を呈し,下腿伸側に多く出現するが,部位は必ずしも一定しない。…
※「idiopathicthrombocytopenicpurpura」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」