世界大百科事典(旧版)内のinfraredspectroscopicanalysisの言及
【分光分析】より
…化学発光法chemiluminescence analysisは,化学反応によって生じた励起状態の分子からの発光により分析を行う方法である。
[赤外分光分析infrared spectroscopic analysis]
赤外吸収スペクトルは,〈分子の指紋〉と呼ばれていることからもわかるように,分子の個性を鋭敏に反映した特徴的なパターンを示す。これは,赤外吸収を与える励起状態が,分子中の原子核の振動に関係するものであるために,その固有エネルギーが分子の構造のわずかな差異によっても敏感に変化するからである。…
※「infraredspectroscopicanalysis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」