世界大百科事典(旧版)内のingunguの言及
【太鼓】より
…地域によっては棒の代りに馬の尾毛や紐を用い,これらを片手で引っ張りながら湿った指で長さに沿って摩擦する。現在では同じ構造のものを紐を下にしてつるし,紐を引きながら摩擦する方法で用いているベーレンブルンメンBärenbrummenもある(ブラジルのクイガquiga,ドイツのブルントップBrummtopf,南部アフリカのイングングingunguなど)。プラックト・ドラムplucked drum(摘奏太鼓)はフリクション・ドラムと構造は基本的に等しいが,紐を摩擦する代りにはじいて奏する(インドのコマックkhamak)。…
※「ingungu」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」