世界大百科事典(旧版)内のJacques-Cœurの言及
【住居】より
…北ヨーロッパでは15世紀ころにはハーフティンバーの住宅が中心となってゆき,これは石造建築が主流を占めていた13世紀のフランスでも例外ではなかった。代表的な中世の都市住居であるフランスのブールジュに建つジャック・クールJacques‐Cœur邸(1443‐51)は,塔を備え中庭をもった堂々たる大型住居である。またベネチアの大運河沿いに建つカ・ドーロ(1421‐40)はベネチア・ゴシック様式の壁面が美しいイタリア型中世都市住居の精華である。…
※「Jacques-Cœur」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」