世界大百科事典(旧版)内のJakobIIの言及
【フッガー家】より
…1367年ハンスHans Fugger(1348‐1409)が近郊のグラーベン村からアウクスブルクへ出て織工ツンフトに加入,その子ヤーコプJakob Fugger(1407ころ‐69)はベネチアと織物や香料の取引を行った。ヤーコプは7男4女をもうけ,その末子ヤーコプ2世Jakob II Fugger(〈富豪ヤーコプ〉,1459‐1525)は幼時に聖界に入ったが還俗,イタリアで商業を習い兄を助けて家業についた。1485年以来チロルの領主への貸付けの代償に銀の先買権を獲得し,その販売で大きな利益をあげた。…
※「JakobII」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」